「やってもた…」坂本花織、転倒しても228・17点で国スポV 2位千葉百音、3位住吉りをん

坂本花織

　◇国民スポーツ大会冬季大会・フィギュアスケート（2025年1月30日　岡山・ヘルスピア倉敷アイスアリーナ）

　成年女子フリーが行われ、SP首位の坂本花織（シスメックス）が147・76点をマークして合計228・17点で優勝した。

　冒頭のダブルアクセルを降りると、以降のジャンプの全て着氷。だが、最後の3回転ループを降りてからフィニッシュに向かうまでに転倒した。演技後は手で顔を覆って悔しそうな表情を浮かべ、キスアンドクライでは「やってもた…」と声を漏らした。

　兵庫県を背負って出場。SPではノーミスの演技を披露し、国際スケート連盟（ISU）非公認大会ながら自己ベスト（80・32点）を上回る80・41点を叩き出し「驚きを隠せない。幸先が良くなるんじゃないか」などと話していた。

　千葉百音（木下アカデミー）が142・63点をマークして合計214・52点として2位、住吉りをん（オリエンタルバイオ・明大）が139・19点で合計212・14点として3位となった。