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元テレ朝法務部長 フジ騒動に「コンプライアンス室は今回のような数百億円のマイナスがないためにある」

スポニチアネックス / 2025年1月30日 14時22分

「ラジオのタマカワ」公式X(@radio_tamakawa)

 元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔氏が30日、元同僚の玉川徹氏がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)にゲスト出演。元タレント中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の対応が批判されるフジテレビについてコメントした。

 フジテレビは27日に2度目の会見を開催。10時間を超える長丁場の会見では、同日付で辞任した港浩一前社長らが出席し、経営陣の責任を認め謝罪した。また会見前には嘉納修治氏も会長を辞任すると発表。清水賢治氏が新社長に就任する人事を発表した。

 会見では港氏が、情報を共有する人数を絞るため、問題をコンプライアンス室に報告していなかったことを明らかにした。問題を知る社員を限定した結果、中居氏は問題を抱えながらも、同局で放送されていたレギュラー番組「だれかtoなかい」やスポーツ関連の特番に出演し続ける事態が発生した。

 テレ朝時代に法務部長を務め、コンプライアンス問題も扱っていた西脇氏は、中居氏の出演が続いたことに「自分だけでとか、限られた人だけで決めていることって、どうしても都合よく、都合よくいっちゃう」とし、「そこで社外の取締役とか監査の役割の人とかがいるので、そういう人が見たら短期的な利益はその番組があった方が上がるのかも知れないけど、長期的に見たら、今の状況を見たらその時に番組をやめた時の損失と今すべてのコマ―シャルがACに差し代わって大減収になる損害と比べたらどうなのかと」と指摘した。

 そして、「そういうことにならないためにコンプライアンス室がある。飾り物じゃないわけです。今回のような数百億円のマイナスがないためにある。そういう意味ではある意味、利益に貢献する部署なんだけれども、日頃たくさんお金を稼いできますというわけでもないので、ついついこういった意思決定の場から遠ざけられてしまったりとかあるのかなあと」と言い、「でも、本当はそんな部署じゃないし、そんなつもりじゃないのにって現場の人は凄い苦しんでいるだろうなと思うといたたまれないです」と自身の見解を述べた。

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