石田健氏 フジ問題でスポンサー企業に求めること「すぐ引き上げるのではなく、説明を含めて冷静に」

石田健氏のX＠ishiken_botから

　インターネットメディア「The　HEADLINE」編集長の石田健氏が30日、日本テレビ系「DayDay.」（月～金曜前9・00）に出演し、芸能界を引退した中居正広氏（52）をめぐるフジテレビの一連の問題についてコメントした。

　同局と親会社のフジ・メディア・ホールディングス（HD）は28日、取締役会を開く。社外取締役7人が提言している、経営刷新のための委員会設置などを議論するとみられる。また社外取締役らは、一連の問題を受けて会社にどんな影響があるか、8項目にわたり回答するよう求めている。8項目は、CMの減少量やイベントへの影響、視聴者やスポンサーからの声などだという。

　こうした動きについて、石田氏は「社会的に関心が高いニュースなので、関係するすべての関係者、ステークホルダーが冷静に対応して欲しいなと思います」と述べた。

　報道などでの新しい事実により変わるものと、事実関係として変わらないものとがあるとし、それを見極める冷静さが必要だという。「報道でも新しい情報がアップデートされたり、（週刊）文春が訂正出したり、いろんな問題がありますけど、ガバナンスの問題とか、中居氏の起用の継続とか、そういった問題自体は根本的には変わらない」とし、「一方でスポンサーもそれを見て、（広告等を）すぐ引き上げるのではなく、なぜかというところの説明を含めて、冷静に対応することが大事だと思います」と、スポンサー企業への対応にも提言した。