阪神・坂本と岡留が甲子園カレー400食分を医療関連施設に寄贈 「名物というのもなにかの縁」

阪神の坂本（右）と岡留

　阪神は30日、坂本と岡留がレトルトの甲子園カレー400食分を、医療関連施設に寄贈したと発表した。施設は、子どもの治療に付き添う家族の滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」で、大阪府内と神戸市内の2カ所に200食ずつ届ける。2人は、23日に神戸市内の施設を訪問していた。

　坂本と岡留は球団を通じて談話を発表した。

　坂本「長い期間保存ができて、簡単に調理できるものが重宝されるという話だったので、甲子園カレーが浮かんだ。甲子園名物にカレーがあるというのもなにかの縁かなと思う。先日の訪問を含め、こうした活動を喜んでもらえると僕らが野球を頑張るきっかけにもなる。できる範囲で、これからも活動を続けていきたい」

　岡留「訪問した際に、色んな方の寄付や寄贈で（施設が）成り立っているという話を聞いた。自分にも何かできないかと思っていた。微力ですが力になれたらいいなという気持ちがある。野球選手だから影響を与えられることもあると思うので、今後も活動を続けていけるように頑張りたい」