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フジHD 今期広告収入を233億円下方修正 CM差し替えも「広告料金請求しない方針」 純利益66%減

スポニチアネックス / 2025年1月30日 17時28分

取締役会後、囲み取材に応じるフジテレビ・清水賢治社長(中央)(撮影・大城 有生希)

 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐり対応が問題視されているフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)が30日、公式サイトで、「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を公表した。

 リリースでは「当社は、2025年1月30日開催の取締役会において、以下のとおり、2024年5月9日に公表しました2024年3月期決算発表時に開示した 2025年3月期の業績予想を修正することとしましたので、お知らせいたします」と伝えた。

 17日に港浩一前社長が開いた会見での対応などを問題視したスポンサー企業から、出稿CMをACジャパンに差し替えるなどの要請が殺到。70社以上が差し替えを求めた。本来は広告料の支払いが発生するが、「フジテレビでは、今回のAC差し替え及びキャンセル分について、広告主と築いてきた信頼関係を維持し、今後早期に広告の発注を再開していただくため広告料金を請求しない方針としました」と説明した。

 広告収入については、今年3月期の通期見込みで、当初見込んでいた放送収入合計の広告収入は、前回予想の1485億円から、1252億円へと修正。233億円の下方修正となった。「この影響で、同社の第4四半期の広告収入は大幅に減少する見通しです。この結果、同社単体の売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が予想を下回る見込みです」と説明。「この結果、同社単体の売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が予想を下回る見込みです」とした。

 広告収入の詳細は、全国放送のネットタイムCMが645億円から537億円へ(▲108億円)、ローカルタイムCMが100億円から95億円へ(▲5億円)、スポットCMが740億円から620億円へ(▲120億円)と、前回予想からすべて下方修正した。

 こうした影響で、通期の売上高は5983億円から8・4%減の5482億円(▲501億円)へ、営業利益は353億円から49%減の180億円(▲173億円)へ、経常利益は404億円から40・3%減の241億円(▲163億円)へ、当期純利益も290億円から66・2%減の98億円(▲192億円)と、すべての項目で昨年5月予想を下回った。

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