緒形直人「2度と共演したくないなって」父・緒形拳さんと最初で最後の親子共演を回想「あがっちゃって…」
スポニチアネックス / 2025年1月31日 12時38分
俳優の緒形直人(57)が31日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲストとして生出演。父・緒形拳さん(08年死去、享年71)との思い出を語った。
緒形は映画「優駿 ORACION」(88年公開)でデビューを果たし、この作品が父・拳さんと最初で最後の親子共演となった。作品でも実際に親子を演じた。
当時について「自分が最初にオーディション受けて何とかその役を勝ち取って、その時はまだ父親役が決まってなかったんですね」と自身の出演が先に決まったと回想。「それで、僕がほとんど映画、芝居するのも初めてだったので監督(杉田成道)からリハーサルってことで1カ月ぐらい、いろんなことを教えてもらって、その1カ月後ぐらいに父親役が親父になるぞって監督に言われて…」と1カ月間の演技特訓後に伝えられたという。
そして、家に帰ると、拳さんから「おう、最初だけ手伝ってやるよ」と言われたことも明かした。
ただ、実際に撮影が始まると「現場ではね、父と親子役でリハーサルをやった時にまぁ、あがっちゃって…。台詞が出てこないんです、真っ白になって」とド緊張したといい「何をどうやっていいか分からなくて、それぐらいの思い。最初は2度と共演したくないなって思いましたね」と父との共演はデビュー作ということもあって緊張の連続だったと苦笑いしながら振り返った。
撮影後、拳さんから直筆の手紙を貰ったことも明かし、スタジオにはその手紙を持参。「熱と暑土と砂と飢えと乾きと これらすべてのものに打ち勝ち犀(サイ)の角のようにただ獨り歩め」としたためられている。
緒形は「“俳優としては教えることは何もない。伝統芸能じゃないので、自分は自分の現場でいろんなことを吸収してこい”って、割と獅子を崖から落とすような感じで言われたんですけど、それじゃ、あまりに可哀想と思ったのかこれを後日いただきました」と経緯を語った。
また、作中では親子ゲンカで取っ組み合うシーンもあり、台本にはなかった演出といい「親子にしかできない親子のシーンで、割と映画関係者からウケが良かった」と目尻を下げ「あそこまでできるのは親子だからね。普通は思いっきりひっぱたけないですよね、他人の子なら」と笑った。
そして、拳さんが「亡くなる何年か前に“面白い映画があれば、もう一回やろうか。どうだ”って」と親子での再共演の話をしていたと明かし、少し寂しそうに遠くを見つめた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
緒形直人は「家族で一番うるさい」 次男が暴露「電気の使い方も厳しい」緒形本人も「チョーアゲ」を自認
スポニチアネックス / 2025年1月31日 11時23分
-
緒形直人「どうやっていいのか分からないので…」“チョーアゲ”秘話語る 仲里依紗は「パーフェクト!」
スポニチアネックス / 2025年1月31日 10時13分
-
緒形直人「あさイチ」で父緒形拳さんとの秘話など連発、ネット大反響 国会中継で「時間足りん」
日刊スポーツ / 2025年1月31日 10時10分
-
父・芝翫、母・三田寛子、“歌舞伎界のホープ”中村橋之助「敷かれたレールを歩く感覚ない」
週刊女性PRIME / 2025年1月10日 9時0分
-
28歳俳優は、祖父も父も“大河ドラマ主演俳優”。過去作で見せたお手本のような演技とは
女子SPA! / 2025年1月5日 15時47分
ランキング
-
1【スクープ】中居正広、恋人と親族が「24時間監視」の引きこもり生活 かつて交際報じられた美人ダンサーが“同棲状態”で支えていた
NEWSポストセブン / 2025年1月31日 7時15分
-
2『スシロー』から削除の笑福亭鶴瓶に擁護の声、中居トラブルによる“降板事情”を同社が回答
週刊女性PRIME / 2025年1月31日 10時0分
-
3生島ヒロシが“一発アウト”なら「パーソナリティー一斉退場」の声も…“不適切画像”送信降板とTBSラジオの現状
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月31日 9時26分
-
4山里亮太「フジは関与してなかった」“ピント外れ”なコメントが物議、問われるMC力
週刊女性PRIME / 2025年1月31日 8時0分
-
5「ヒントだらけで伏せた意味ない」元女性アナYouTuber、芸人からのセクハラ告白と“開示条件”
週刊女性PRIME / 2025年1月31日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください