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永沢徹弁護士 フジ広告収入233億円減少の見通しに「衝撃的…昨年9月までは126億円の黒字の決算」

スポニチアネックス / 2025年1月31日 13時44分

テレビ朝日社屋

 企業の法務やガバナンスに詳しい永沢徹弁護士が31日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。フジ・メディア・ホールディングス(HD)が30日、2025年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、子会社フジテレビの広告収入が従来見通しから233億円減少すると発表したことに言及した。

 フジ・メディアHDの純利益は従来予想の290億円から98億円に引き下げた。24年3月期の純利益370億円から約4分の1の水準に悪化する。元タレント中居正広さんと女性とのトラブルを巡るフジテレビの問題を受けて、企業によるテレビCMの差し替えが相次いだことが響いた。

 フジテレビのCM放映を取りやめた企業は75社以上に上る。27日にフジテレビの港浩一前社長らが辞任を発表して記者会見を開いた後もスポンサーの姿勢は変わっていない。トヨタ自動車や日本生命保険などが2月分のCMをキャンセルしたほか、三菱電機も30日に2月分のキャンセルを決めたと明らかにした。

 永沢氏は「予想されていたこととはいえ、やはり衝撃的な金額だったと思います。昨年9月までは126億円の黒字の決算でしたので、12月まで特に大きな動きはなかったわけで、この1月から3月までの間で大幅な赤字になったということかと思います」と話した。

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