【テニス】エース西岡良仁「自信を持ってプレー」納得の先勝 デ杯・英国戦

＜テニス男子国別対抗戦デビス杯ファイナル予選1回戦・日本－英国＞第1試合後の会見中、モニターに映る第2試合を見る西岡良仁

　◇テニス男子国別対抗戦デビス杯予選1回戦　日本―英国（2025年1月31日　兵庫・ブルボンビーンズドーム）

　開幕して第1試合のシングルスが行われ、日本は世界ランキング67位のエース西岡良仁（ミキハウス）が英国のビリー・ハリスを7―5、6―1で下して先勝した。大会は5試合の3戦先勝方式で行われる。

　第1セットは第3ゲームで先にブレークされるなど、序盤は苦戦を強いられた西岡だが、徐々に主導権をつかみ逆転。続く第2セットは第1ゲームから5ゲーム連取するなど圧倒し、「出だしは緊張感があり、堅くなっていた。劣勢になる瞬間がだんだん減った。後半は安定して自信を持ってプレーできた」と振り返った。

　相手の世界ランキングは127位で、日本のエースとして勝たないといけない試合だった。「シングルワン（シングルス1番手）よりも1勝がでかい。滑り出しが大事。勝たないといけない相手だし、その相手にちゃんと勝ちきる。最後は経験の差が出た」と大きくうなずいた。