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殿堂入り元NBAスター選手が腎臓がん手術を明かす…「人生で一番自分の弱さを感じた」

スポニチアネックス / 2025年1月31日 15時33分

ドウェイン・ウェイド氏(AP)

 米バスケットボール殿堂入りしている元NBAのスター選手、ドウェイン・ウェイド氏(43)が、がんの手術を受けていたことを明かした。

 ウェイド氏は30日に公開された自身のポッドキャスト番組に出演。排尿に違和感があり、検査で右の腎臓に腫瘍があると指摘されたため、23年12月に腎臓の40%を切除する手術を受けたという。切除した腫瘍はがん細胞であることが後に判明した。

 複数の医師の意見を求めて手術を決断したウェイド氏は「もし腫瘍ががんなら転移を防ぐために取り除く手術が必要と言われた。手術を受けて本当によかった」と話した。一方で「家族や父、子供たちが、私が弱っているのを見るのはあれが初めてだっただろう。あのとき、人生で一番自分の弱さを感じた。男だから家族には弱い姿を見せたくなかったが、そうしなければいけなかった」と葛藤を振り返った。

 シカゴ出身のウェイド氏は、03年のNBAドラフト1巡目指名でヒートに入団。リーグ屈指の攻撃的ガードとしてヒートを3度NBA王者に導き、オースルターゲームに13度選出され、米国代表としても08年北京五輪で金メダルに輝いた。

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