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古市憲寿氏 フジ会見で何度も経営陣が「日枝“さん”」と呼んだ特異性を指摘「存在の大きさ裏付けた」

スポニチアネックス / 2025年1月31日 15時41分

古市憲寿氏の公式インスタグラム(@poe1985)から

 社会学者の古市憲寿氏が31日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜後1・50)に出演し、フジテレビの取締役会でフジサンケイグループ代表の日枝久取締役相談役の進退が議題にのぼらなかったという報道について「フジテレビをめぐる問題の解決は遠のいたということ」と語った。

 中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビの問題に関して行った会見で、日枝氏が業務に直接関わっていないことを理由に欠席の判断が妥当だったことを繰り返し述べたフジ経営陣。何度も日枝氏の処遇を会見内で質問を受けたにもかかわらず、結局取締役会では議論されなかったという。しかし、古市氏は「普通に考えて87歳の方が巨大なグループの代表で、人事権を行使している状況は異常だと思う。田舎の零細企業じゃないんだから」と突き放すように語り、さらに「そういう方の進退を含めて議論をしないということは、この問題を先延ばししてもいいと捉えられても仕方がない」と、フジ不信はなおも続くことを指摘した。

 会見での日枝氏に関する経営陣の発言にもあきれた。「みんな日枝さんのこと好きなんだなというのが凄く伝わってきました。もしぼくが辞める経営陣の一員だったら、日枝批判をしたほうが得じゃないかと思う。ここまで世間的に日枝さんという存在が批判されているのだから、ここで日枝批判をして自分だけはカッコよく去るとか、カッコよく次の人生に向かうほうが得だと思うんですけど」と、フジ取締役の独特な関係性に疑問を投げかけた。

 そのような“反乱”は起こることもなく日枝氏を擁護し続けた経営陣だが、古市氏が奇異に感じたのはその言葉遣い。通常、会社の人間を呼ぶときは呼び捨てにするのが通例にもかかわらず「“日枝さん”という言葉を使っていたのが印象的だった。身内なんだけど親しみを持って日枝さんのことを発言した箇所がけっこうあったかと思うんです。ということはその存在が現状凄く大きいんだなと裏付けるような会見だったと思います」と、自身の感想を述べた。

 また、フジの清水賢治新社長が「親戚のおじいちゃんのような存在」という表現を日枝氏に使ったことも注目。「本当におじいちゃんならいいんですけど、人事権を持っているというのはいろんな人が証言していて事実だと思う。フジテレビのここ10年の不調も、問題の根幹にあるのかなと思うんです」と指摘していた。

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