1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

マンU、ザンビア代表、シャペコエンセ…スポーツ界を襲った主な航空機事故の悲劇

スポニチアネックス / 2025年1月31日 17時0分

米ワシントンでの航空機事故を受け、エストニアのタリンで開催中のフィギュアスケート欧州選手権で観客が黙とうする(AP)

 米ワシントン近郊で29日に小型旅客機と陸軍ヘリコプターが衝突した事故で、フィギュアスケート関係者14人の命が失われたとAP通信が30日、報じた。旅客機の乗客60人と乗員4人、ヘリの3人の計67人は生存が絶望視されている。

 米フィギュア界では1961年2月15日、プラハ(チェコ)での世界選手権へ向かう米国代表チームを乗せた航空機が、ブリュッセル(ベルギー)空港付近で墜落。代表チーム18人全員が死亡した悲劇があった。

 ☆主なスポーツ界の航空機事故☆

 ▽ミュンヘンの悲劇 1958年2月6日、サッカーの名門マンチェスター・ユナイテッドが欧州チャンピオンズ杯(現欧州CL)を戦ったベオグラード(ユーゴスラビア)からの帰途、給油に立ち寄ったミュンヘン空港で航空機が離陸に失敗して炎上。犠牲者23人の中に選手8人と役員3人が含まれていた。名選手ボビー・チャールトンは機外へ放り出されて一命を取り留めた。

 ▽アンデスの聖さん 1972年10月13日、ウルグアイのラグビーチーム、オールドクリスチャンズクラブを乗せた空軍のチャーター機がサンティアゴ(チリ)へ向かう途中で雪のアンデス山脈に墜落。45人のうち29人が死亡した。16人は72日間のサバイバル生活の末に生還も、死者の人肉で飢えをしのいだことを巡って物議を醸した。

 ▽ザンビアの悲劇 1993年3月14日、サッカーW杯アフリカ予選のためセネガルへ向かうザンビア代表を乗せた空軍の輸送機が、中継地のガボン・リーブルビル空港を離陸直後に大西洋上に墜落。代表選手18人を含む乗客・乗員合わせて30人が死亡した。試合は延期され、ザンビアは新たにチームを編成して予選出場を続行したが、最終戦に敗れ勝ち点1差でW杯出場はならなかった。

 ▽シャペコエンセの悲劇 2016年11月29日、サッカーの南米カップ戦スダメリカーナ杯決勝第1戦のため敵地コロンビアのメデジンへ向かうシャペコエンセ(ブラジル)を乗せたチャーター機が、空港まで約20キロの山岳地帯に墜落。71人が死亡し、元J1神戸監督のカイオ・ジュイオール監督を始めとする選手、コーチ、スタッフ、取材記者らチーム関係者50人が犠牲となった。決勝は中止となり、対戦相手からの申し入れもあって南米連盟はシャペコエンセを優勝チームと決定した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください