日本スケート連盟 米旅客機の衝突事故を受け「追悼の意」 フィギュア関係者14人搭乗…「深い悲しみ」

公益財団法人日本スケート連盟の公式X(@skatingjapan)から

　日本スケート連盟の公式サイトが31日に更新され、米ワシントン近郊で29日（日本時間30日）に小型旅客機と陸軍ヘリコプターが衝突した事故で、フィギュアスケート関係者14人の命が失われたことを受け、声明を発表した。

　AP通信は30日、追突事故でフィギュアスケート関係者14人の命が失われたことが報じた。旅客機の乗客60人と乗員4人、ヘリの3人の計67人は生存が絶望視されるなど米国を襲ったまさかの悲劇。日本スケート連盟の公式サイトではこの日、公益財団法人日本スケート連盟会長・長島昭久の名義で「お悔やみ」と題して、英語と日本語によるコメントを掲載した。

　日本語の文書では「多くのスケート関係者とファンは、USフィギュアスケート関係者を巻き込んだワシントンD.C.での飛行機事故による悲劇的なニュースに深い悲しみを感じています」と記し、「日本スケート連盟および日本のスケートコミュニティ全体を代表いたしまして、この悲惨な出来事に影響を受けた選手、コーチとそのご家族、ご友人、同僚のみなさまに心からの哀悼の意を表します」と追悼した。

　その上で「スケートファミリーのみなさまたちと話しみを共有する中で、私たちはこの困難な時期にUSフィギュアスケートと団結し、この大きな損失に悲しむすべての人々に支援と思いをささげます」と決意を示した。