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野杁正明「こんなチャンスを断る理由ない」 ONE世界ベルト奪取へ!武尊に最高のバトンを「良い形で…」

スポニチアネックス / 2025年1月31日 18時7分

タワンチャイとのタイトル戦が決まった野杁正明(右)(撮影・酒井卓也)

 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)は、31日に都内で会見を行い、3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE172」の追加対戦カードを発表。野杁正明(team VASILEUS)が現ONEムエタイフェザー級世界王者タワンチャイ(タイ)との対戦が決定した。

 「前回勝ちましたけど、まだONEでは1勝しかしてないのでビックリしました」。

 野杁自身も驚いたマッチメークが電撃決定した。24年4月にONEと独占複数試合契約。ONE初戦となった24年6月の「ONE167」ではタイの強豪であるシッティチャイ・シッソンピーノンと対戦したが、終始相手のテクニックに苦戦して判定負け。ONEデビュー戦で黒星を喫した。再起戦となった24年12月の「ONEフライデーファイツ92」ではリウ・メンヤン(中国)にダウンを奪われるなど、まさかの判定負けでキャリア初の2連敗を喫した。背水の陣となった中で、今年1月24日の「ONE170」でシャーキル・タクレティ(イラク)の両足を破壊して、涙のONE初勝利を飾った。

 今回、現ONEフェザー級ムエタイ王者とのフェザー級キックボクシング暫定世界王座決定戦というビッグチャンスが舞い込んできた。「日本大会に出れたらいいなぐらいに思っていて、相手は誰になるんだろうと思っていたら、タワンチャイ選手との暫定王座決定戦と聞いたので、こんなチャンスで断る理由はなかったです」と即答でオファーを受けたようだ。

 そしてメインイベントに出場する武尊に良いバトンを渡すことを誓う。「ONE日本大会という最高の舞台で世界最強のタワンチャイ選手と戦いが決まってうれしく思います。日本大会という日本人選手全員で勝たないといけない」と口にした上で、「僕は武尊くんと一緒に勝たないといけない。武尊の前で良い形で勝ちたい」と話した。

 タワンチャイについては「何でもできる最高な選手」と称した。「ムエタイルールですけど、スーパーボン選手にパンチでKOしてますし、“今フェザー級でタワンチャイ選手に誰が勝てるんだ!?”って思われるぐらい強い選手」と相手の印象について語った。

 4カ月で短い期間で3試合目となるが、フィジカル面などは問題という。「今までワンデートーナメントなどはあったんですけど、短い期間で3大会に出るのはあまりなかったのか…記憶にないですね(笑い)。前回の試合でケガもないですし、試合の2日後から練習も再開しました」と説明した。

 そして今大会に電撃参戦が決まった海人とのリマッチについても「今回は同じ大会に出ますけど、海人くんが目指す舞台はまた別の場所だと思うので、そのベルトを巻いてもらって、僕も正規王者のベルトを巻いた状態で対戦できれば本当の世界一決定戦が出来ると思います」と心境を吐露した。“怪物”野杁のONE初タイトル戦に大きな期待がかかる。

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