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日本ハム伊藤大海がエースから絶対エースへ、さあキャンプ!特殊球でキャッチボール「腕が振りやすくなる」

スポニチアネックス / 2025年2月1日 6時1分

<日本ハムキャンプ>河野(左)に球の握りをアドバイスする伊藤(撮影・高橋 茂夫)

 プロ野球はきょう1日、12球団が一斉にキャンプインを迎える。昨季投手2冠に輝いた日本ハムの伊藤大海投手(27)は31日、沖縄・名護で一昨年から使用する特殊なトレーニング用のボールでキャッチボールなどを行い、軽めの調整で汗を流した。9年ぶりのリーグ優勝&日本一へ命運を握るエースは、5年目の春季キャンプへ胸を躍らせた。

 ファンにとって待ちに待ったキャンプイン。伊藤も同じく胸を躍らせる。沖縄・名護で今オフ最後の自主トレを終え、充実感とともに、エースとしての自覚もにじませた。

 「ワクワクしているし、みんなに会えるのも楽しみ。まずはケガがないように。立場も変わると思うので、しっかりと周りを見ながらやっていきたい」

 昨季は14勝、勝率・737で投手2冠を獲得。名実ともにエースへと成長したが、まだ現状には満足せず「沢村賞」を目標に掲げるシーズンがスタートする。この日も、キャッチボール相手だった河野に変化球の握りをアドバイスしたほか、新加入で台湾出身の最速157キロ右腕・古林睿煬(グーリン・ルェヤン)とも会話を交わした。

 「(状態は)凄く順調そうだった。なるべくコミュニケーションを取りたい。“伊藤さん”と日本語で言ってくれたので、すぐに日本語を覚えるタイプだと思う」

 こうした周囲への気配りも、伊藤が大きく成長した点だ。自主トレ期間中も開幕投手に内定している金村らに積極的に助言を送るなどしており、今春キャンプでもその存在はチームに好影響をもたらしそうだ。

 この日はアンバサダー契約を結ぶミズノ社のトレーニングボール「MOI―75」でキャッチボールを実施した。公式球と重さは変わらないが、中身が鉄球で公式球よりも柔らかく、指に掛かりやすいため、回転数を増やすことにつながる。一昨年から試合前練習の遠投などで愛用し「腕が振りやすくなる。(公式球よりも)めちゃくちゃ伸びるし、球の質がいいので、満足感があって球数が減る」と効果を語る。

 エースから絶対エースへ――。自慢の直球の伸びに磨きを掛け、伊藤はチームと個人の成績も上昇させる青写真だ。さあ、大航海の続きを始めよう。(田中 健人)

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