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アマ野球担当が見た楽天・宗山 日本で一番「お金を取れる守備」“20年に1人の遊撃手”→40年に1人?

スポニチアネックス / 2025年2月1日 5時33分

<楽天自主練習>ノックを受ける宗山(撮影・木村 揚輔)

 プロ野球は、きょう1日に宮崎、沖縄両県で12球団が一斉にキャンプインする。注目を集める楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21=明大)は今春初実戦となる11日の日本ハムとの練習試合(金武)でのデビューが決まった。三木肇監督(47)が31日に遊撃での起用を明言した。「20年に1人の遊撃手」と称される期待の新スター候補。沖縄県金武町では約2時間の自主練習に努め、プロとして新たな一歩に備えた。

【アマ野球担当が見た宗山】

 アマチュア野球担当として見てきた宗山は「お金を取れる守備」を持っていると断言できる。03年ドラフトで早大から阪神入りした鳥谷以来「20年に1人の遊撃手」と称され、広島・苑田聡彦スカウト顧問は「プロ野球含めて日本で一番うまい遊撃手」と評していた。昨季ゴールデングラブ賞の西武・源田、広島・矢野を差し置くかのような表現が大げさには聞こえない。

 11年から6年間NPB審判員だった記者も昨年2月に明大の紺(紅)白戦の球審を務めて魅了された一人だ。脱力して無駄な動きがなく、打球が意思を持ってグラブに向かっていくように見えた。捕ってからの速さ、送球の鋭さはすさまじく「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という言葉がピッタリだ。新人遊撃手でゴールデングラブ賞に輝けば88年の立浪和義(中日)以来。そうなれば「20年に1人」から「40年に1人」にランクアップする。 (アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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