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豊昇龍 奉納土俵入り「緊張」の雲竜型 22年前の叔父と同じ日に晴れ姿「縁がある」

スポニチアネックス / 2025年2月1日 5時2分

奉納土俵入りを披露する豊昇龍(右)(撮影・西海健太郎)

 大相撲の第74代横綱に昇進した豊昇龍(25=立浪部屋)が31日、東京都渋谷区の明治神宮で推挙式、奉納土俵入りに臨んだ。22年前に第68代横綱に昇進した叔父で朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(44)の奉納土俵入りと同じ日に、一族を含む約3500人の前で雲竜型の土俵入りを披露。25度の優勝を誇る叔父は、“叔父ハラ”ばりの要求で期待を口にした。

 偉大な叔父の前で緊張の“初仕事”となった。「緊張しました」。太刀持ちに出羽海一門の平戸海、露払いに兄弟子の明生を従えて叔父と同じ雲竜型を披露。力強い四股や左手を脇腹に添え、右手を斜め前方に出してのせり上がりは迫力十分で「少しホッとしている」と笑みをこぼした。

 22年前の元横綱・朝青龍と同じ日に晴れ姿を披露。「同じ日にやって良かったなと思う。縁があるんじゃないですか。同じ日はなかなかない」。03年の叔父を約500人上回る観衆の前で1分35秒の土俵入りをやり遂げた。

 三つぞろいの化粧まわしは、1月30日に土俵入りの指導を受けた武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)が使用したものを借りた。15分で習得した雲竜型の土俵入りは動画を見て研究したようで「大勢の目の前で初めてやったので練習した中でも意外と緊張はあった」と明かした。

 横綱推挙式では相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)から推挙状と1月30日の「綱打ち」で作られた純白の横綱が手渡された。前日に「綱」の完成のため汗を流した出羽海一門の関取衆や若い衆らの姿を見て「“俺、もう横綱なんだ”という気持ちになった」。一人横綱としての自覚を示し、緊張を力に変えていく。

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