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【スピードスケート】高木美帆、リンク新で日本勢単独最多W杯35勝目! 清水宏保&小平奈緒の記録更新

スポニチアネックス / 2025年2月1日 10時47分

高木美帆

 スピードスケートのW杯第4戦は1月31日(日本時間2月1日)、米ミルウォーキーで開幕し、女子1000メートルで高木美帆(30=TOKIOインカラミ)がリンク新記録の1分13秒56で優勝。五輪実施の個人種目で日本勢単独最多となるW杯通算35勝目をマークした。35勝の内訳は1000メートルが11勝、1500メートルが23勝、3000メートルが1勝。

 最終10組に登場した高木はアウトスタート。最初の200メートルは全体4番手の17秒19だったが、600メートルでは44秒70とトップに立ち、最後は2位に0秒67差をつけてフィニッシュ。右腕を高く突き上げ、観客席に何度も手を振って声援に応えた。この種目では今季4連勝を飾り、表彰台ではミルウォーキー名物であるチーズのかぶり物を頭に乗せて記念撮影に収まった。

 高木は1月24日にカナダのカルガリーで行われたW杯第3戦の女子1000メートルで優勝。男子の清水宏保、女子の小平奈緒に並ぶ日本勢最多のW杯通算34勝目をマークしていた。

 吉田雪乃(22=寿広)は1分15秒18で7位、佐藤綾乃(28=ANA)は1分15秒44で9位だった。女子3000メートルは堀川桃香(21=富士急)が4分0秒58で7位、男子5000メートルは一戸誠太郎(29=ANA)が6分25秒28で最下位の16位。同1000メートルは野々村太陽(23=博慈会)が1分8秒48で13位、新濱立也(28=高崎健康福祉大職)は1分9秒58で19位に終わった。

 ▼高木美帆 感覚があまり上がってこない中で切り替えてレースをできた。振り返ってみると、ここまで来るのに結構な年数を重ねてきた。経験が糧になっている。ただ、また次のレースが始まる。そこに向かって挑んでいきたい。(共同)

 ◇高木 美帆(たかぎ・みほ) 1994年5月22日、北海道幕別町出身の30歳。帯広南商高―日体大。冬季五輪は22年北京大会の1000メートルで金、500メートル、1500メートル、団体追い抜きで銀メダル。18年平昌大会は団体追い抜きで優勝、1500メートル2位、1000メートル3位。世界距離別選手権は24年に1000メートル、1500メートルを制覇。18年にオールラウンド、20、24年にスプリントで世界選手権総合優勝。1500メートルの世界記録保持者。

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