広島日南キャンプスタート 新井監督「昨年の悔しさ持ち続けて、燃やし続けて戦っていきたい」

広島・新井監督

　広島は1日、宮崎・日南市の天福球場で春季キャンプ初日を迎えた。

　雨が降る中、午前9時20分から日南市による歓迎式典が屋内練習場で行われ、日南市長の高橋透氏から激励のあいさつがなされた。ドラフト2位・佐藤柳（富士大）、同3位・岡本（甲南大）ら1軍キャンプに参加の新加入選手紹介も行われ、式典の最後に新井監督があいさつ。

　「昨年の秋から約3カ月、またここ日南に戻ってきました。今日から11日間しっかり頑張りますのでよろしくお願いします。昨年は8月まで選手が本当によく頑張ってくれて首位で9月を迎えました。9月あのような結果になったのはひとえに私の力不足を痛感した、そんな悔しいシーズンでした。今年はさまざまなことが変化する年になると思います。昨年の悔しさを切り替えるのではなく、持ち続けて、燃やし続けて、今年1年戦っていきたいと思います。秋には皆さんに良い報告ができるように、今シーズン、今日集まっていただいてファンの皆さんも含めて楽しんでいただけるように選手と一緒になって頑張っていきます」と意気込みを示した。