ソフトバンク和田毅・球団統括本部付アドバイザーが初指導「こう思うよとは言います」

＜ソフトバンク春季キャンプ＞板東（右）を指導する和田アドバイザー（撮影・岡田　丈靖）

　鷹のレジェンド左腕が、新ポストで始動し指導した。ソフトバンクの球団統括本部付アドバイザーに就任した和田毅氏（43）が1日、キャンプインとともに宮崎入り。午前の室内練習場での集合時にA組（1組）陣に挨拶をすると、初日からブルペン入りした13投手の後ろで熱視線を送った。

　「自分でこうやりたいなという意図と球が一致しているのかをまずは見ました。質問されたら“こう思うよ”とは言いましたよ。そりゃあアドバイザーなんで。まあ、まだ初日ですから、けがなくやってほしいと願いながら」と少し照れた。

　B組ブルペンでは、かつての弟子・板東に身振り手振りで初指導もした。左腕は、第1クール終了の4日まで宮崎に滞在予定。常勝ホークスを知る魂を注入していく。

　「うまくコミュニケーションを取って、対話をして、強いホークスとなる1つのピースにはなっていきたいですね。集合したときの挨拶でも言ったんですが、僕の強みは昨年まで現役だったこと。強くなるにはを考えていきたいですね」。明確なテーマも、添えた。