U20日本代表が合宿開始 船越監督が掲げる“新しい日本サッカー”とは

＜サッカー・U20代表合宿＞笑顔で選手たちを見つめる船越監督　（撮影・村上　大輔）

　U―20アジア杯中国大会（12日開幕）に臨むU―20日本代表が1日、千葉県内で合宿をスタートした。

　8日の富士フイルム・スーパー杯を控える広島のMF中島洋太朗、FW井上愛簾ら途中合流となる4人を除く19選手が参加。上位4チームが今秋のU―20W杯チリ大会の出場を得る重要な大会に向け、船越優蔵監督）は“新しい日本サッカー”をキーワードに掲げた。

　日本の長所である組織力やハードワークなどに加え、数的不利の状況を1人で打開できるような個の強さも選手に求める方針。アジアでの戦いが簡単ではないことを自覚した上で「1対2でもボールを奪うとか、1人でドリブルで突破してそんなシュートを決めるんだとか、これまであまり想像できなかったことも求めたい。グループでも個人でも相手を圧倒できるサッカーをしたい」と力を込めた。