「セクハラに鈍感」「腕の見せどころ」「ちょっとだけ我慢」メディアで働く女性の悲痛な叫び…断れない理由
スポニチアネックス / 2025年2月1日 19時21分
TBSは1日、「報道特集」(土曜夜5・30)を放送。中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の問題を受け、メディア業界で働く女性の接待文化について取り上げた。
一連の騒動の中で“上納システム”が一つの注目ポイントとなっており、いわゆる接待文化について、番組内では東京のテレビ局で働く社員やスタッフの声をインタビューを通じて紹介した。
「居酒屋やカラオケで男性上司や先輩に肩を抱かれたり、手を握られたり、卑猥なことを耳打ちされることがあった。一瞬の不快感や腹立ちはあっても思い悩むほど深刻にとらえてなかった。訴える、抗議するという考えがなかった」
「スポンサーとの会食で“俺と不倫してくれたら次もCMを続けるよ”と言われた。ショックだったので男性の先輩社員に相談すると“お前の腕の見せどころだな”と笑われ、真剣に取り合ってくれなかった」
「10年以上前になるけど、プロデューサーに“一流アスリートを囲む飲み会があるからアナウンサーで囲んでほしい”とお願いされ、曲アナ3人で参加した。キャバ嬢並みの接待を期待され、それに応えられない自分はみじめになり途中退席したが、翌日プロデューサーに怒鳴られショックを受けた」
また、テレビ局・新聞社の女性記者らのインタビューも放送。「セクハラに鈍感になっていた」という声も飛び出した。ある記者は「(誘いを)受け流せる人がいい社会人であり、良い記者でありという中で育ってきたので、凄く鈍感だった。言われて嫌だし、赤面してしまうような瞬間もあるけど、それは自分の問題で、それをかわせてこそ一人前だという気持ちで」と打ち明けた。また別の記者は後輩からセクハラの相談を受けたものの、「ごめん、ネタ(情報)がほしいから、ちょっとだけ我慢してと私も言ったことがあって、ものすごく後悔しています。助けてあげるどころか、先輩と同じことをしてしまった」と悔やんだ。
拒否できない理由に関しても「面倒くさい人だと思われたくない、社会人として」「泣きつくことこそが女性性をウリにしている思いがあった」「警察幹部とかはネタをもらう側なので、嫌なことをされたときに断れない雰囲気はあった」などの声が挙がった。
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