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【テニス】日本最年長35歳の錦織圭「おじさんは頑張っている」デビス杯2回戦進出貢献に安ど

スポニチアネックス / 2025年2月1日 22時59分

<テニス・デビス杯ファイナル予選1回戦>第5試合で勝利し2回戦進出を決め、記者会見に臨む錦織圭

 ◇テニス男子国別対抗戦デビス杯ファイナル予選1回戦 日本―英国(2025年2月1日 兵庫・ブルボンビーンズドーム)

 第5試合のシングルスが行われ、日本は世界ランキング70位の錦織圭(ユニクロ)が英国の同129位、ビリー・ハリスに6―2、6―3で勝利。通算成績を3勝2敗とし、9月に行われるファイナル予選2回戦進出を決めた。

 前日の第2試合では世界77位のジェーコブ・ファーンリーにストレート負けを喫していた錦織。ファーストサーブ率が61%とやや振るわず、その61%も意図通りに打てなかったため、本来のテニスを展開できなかった。一夜明けたこの日は69%と修正。打点やフォームを見直したことで、その後のストローク戦にも好影響が出た。

 試合終了直後の場内インタビューでは、「今日は自分らしいプレーができた。チームで力を合わせて勝てて良かった。(応援は)最高でした」と感謝した。73分間のスピード決着とはいえ、疲れで頭が回っていなかったのか、「よっしー(西岡)が試合をしている時は、苦しいほど苦しかったですけど」とおかしな日本語でファンを笑わせたのはご愛嬌(あいきょう)。国を背負った戦いで、大きなプレッシャーを感じていたことを明かした。

 デビス杯は昨年9月に16年以来、8年ぶりに出場。近年は相次ぐケガで戦列を離れ、世界ランキングも3桁まで落ちた。今年1月に22年6月以来の2桁台に戻し、1月の全豪オープンでは6年ぶりに勝利。3日にはダラス・オープン(米国)開幕を控える中で出場を決断したのは、日本を勝たせられると確信していたからこそ。「チームに貢献できる立ち位置に戻ってきたことを踏まえて、このチームで(ファイナルに)一度行きたいなと。(チーム最年長35歳の)おじさんは頑張っている」。第2試合は敗れていただけに、最低限の責任を果たしたことに胸をなで下ろした。

 デ杯のシングルスでは通算19勝目がもたらす影響は大きく、今後の戦いに向けても「(前日の敗戦が)まだこういうプレーが出るのかという、自分への劣等感というか、マイナスが凄く大きかったので、払拭できたのは大きい」と話す。ドイツとの対戦が決まったファイナル予選2回戦は再び国内開催。さらにランキングを上げ、完全復活した姿を、日本のファンに披露してくれるはずだ。

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