巨人・阿部監督 日本一へ投打の“熱男”に挙げたのは…「自分の殻を破って」「甘やかすのは簡単」と期待

＜巨人春季キャンプ第1クール初日＞円陣でナインに話をする阿部監督（撮影・光山　貴大）

　巨人の阿部慎之助監督（45）が1日放送のテレビ東京「スポーツ　リアライブ～SPORTS　Real＆Live～」（後10・30）にVTR出演。ソフトバンク、巨人でプレーした松田宣浩氏（41、スポニチ本紙評論家）に今季の“熱男”になれる選手を投打で1人ずつ挙げてほしいと頼まれ、2人の選手の名前を挙げた。

　阿部監督は、“熱男”こと松田氏のむちゃぶりに苦笑い。打者については「浅野が自分で書いてたけど、まだ熱男になんかなれてないよね」とプロ3年目で20歳の浅野翔吾外野手を挙げた。

　昨季終盤に1軍昇格を果たした浅野について、「去年あれだけいい経験ができた。いい経験て凄い大きなミスにあると思うの。それを経験できたっていうことがプラスになっててほしい」と後逸した守備でのミスを回想。「それをどう生かしてレギュラー争いするかっていうのを見ておきたい。自分の殻を破って、どうやっていくのか、マッチくらい熱男になれたらレギュラーを獲っていると思う」と語った。

　投手にはプロ6年目の23歳・井上温大投手を挙げ、「左の日本のエースと言われるようになってほしいなというので、僕は厳しくしてる」と指揮官。2桁勝利で背番号が変わるという話題を振られると、「そんなに甘くないよっていう裏返しの言葉で言ってあげてもいいのかなって。そういう厳しさも必要だなっていうのもあるし。もちろんかわいいですよ、ずっと1年目から見てるし。だけど甘やかすのは簡単なので」と“親心”ものぞかせた。