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楽天・ドラ1宗山 背番御号「1」お披露目から即“プロ1号” 守備でも魅せた

スポニチアネックス / 2025年2月2日 5時25分

三木監督(左)に見つめられながらフリー打撃で快音を響かせる宗山(中央)(撮影・木村 揚輔)

 楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21=明大)が1日、沖縄県金武町でキャンプ初日を迎えた。背番号「1」のユニホーム姿を初披露し、フリー打撃では名刺代わりの“プロ1号”となる柵越えもマーク。昨年のドラフト会議で5球団が競合した注目ルーキーが、定評のある守備だけでなくパンチ力も披露し、初日から存在感を見せつけた。

 小雨交じりの沖縄・金武町ベースボールスタジアムに、希望の虹が架かった。宗山の7スイング目。鋭いスイングから放たれた打球が右翼ポール際に着弾すると、約1500人が集まるスタンドのファンから拍手が降り注いだ。

 「感触は悪くなかった。どれだけコンタクトできているか。その中でホームランになってくれればいい」

 キャンプ初のフリー打撃では、左打席から27スイングで右中間方向を中心に安打性は11本。シュアな打撃の中で、パンチ力も発揮した。後藤打撃コーチは「クセがなくてコンタクトもよかった。軸があまりブレないという点で、期待を込めて辰己ぐらいになってほしい」と昨季最多安打に輝いた同じ左打者を引き合いに称えた。

 午前10時の金武町主催歓迎セレモニー開始直前、一塁側ベンチ奥からユニホーム姿で登場。真っさらな背番号「1」のホーム用ユニホームの初披露だった。アップでは最前列でダッシュなどを行い「新人らしくというか、一生懸命やるのはずっと意識している」。初々しさを見せる宗山に周囲も「どんどん前に行っていいよ」と背中を押したという。

 シートノックでは、昨年遊撃で135試合に先発した村林と2人で遊撃に。珍しく打球をファンブルする場面もあったが、軽快なプレーを続けた。塩川内野守備走塁コーチは「ボールとの距離感が凄い上手。反復練習して身につけていくものだけど、もう兼ね備わっている」と絶賛。「スローイングもランナーがいない状況では一級品。そこに関しては何も心配していない」と高評価した。

 キャンプ初日から躍動した期待のルーキーは「80点ぐらい。まだまだ改善の余地はあるけど、最後まで外で練習できてしっかり体を動かせた」と充実感を漂わせた。11日の日本ハム戦(金武)で「遊撃スタメン」で実戦デビュー予定。着実にプロ生活の第一歩を踏み出した。 (花里 雄太)

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