大谷翔平 ファンフェスタで昨年のキャンプを回顧「ボクにとっては一番特別だった」

＜ドジャースファンフェスタ＞ステージに登場し笑顔の大谷（撮影・沢田　明徳）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が1日（日本時間2日）、ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2025」に参加した。今年は球場内が改修工事中のため、球場敷地内の駐車場で開催。大谷は昨年に続いて2年連続での参加となった。

　インタビューではファンの前でドジャースの10連覇を目指す考えを明らかにした。Wシリーズの連覇について聞かれるや「本当に心の底からそう思ってますし、そういうふうにするんだと思って契約しているので、去年勝てたこともファンの方とそういうふうに共有できたのも幸せなことですし、それをあと9回…ボクがいる今の契約の中でできれば最高だなと思っています」と力強く明言。会場のファンからは大歓声があがった。

　また、移籍1年目だった昨シーズンで一番印象に残っていることについては「初めてスプリングトレーニングに来て、みんなにあいさつして、関係性を築いていくっていうのが一番、ボクにとっては…初めて移籍したチームでそういうのは特別だったので、スプリングトレーニングのイメージがすごく強い」と振り返った。そして、今年のキャンプに向け「また今年もすぐスプリングトレーニングが始まりますけど、去年と今年ではまたちょっと違う。佐々木選手も入ってきますし、ちょっと違う感じになるんじゃないかと思います」と話した。　大谷ですら不安の多かったキャンプインだっただけに、佐々木の気持ちも理解しながら面倒をみていくことになりそうだ。

　また、イベント後にはWシリーズを制覇したことを受けての一番の思い出を聞かれ「パレードはもちろん楽しかったですし、ただ、パレード終わってすぐ（左肩を）手術して、そこからほとんど家にこもりっ放しだったので…リハビリがメインでしたし。他のところに行って何か話したりっていう機会が少なかったので、本当に今日が久々にファンの人たちと触れ合って、ファンの人たちの前で話した日なので」と“引きこもり気味”だったオフを振り返っていた。