【香川丸亀国際ハーフ】太田智樹が日本新！初の1時間切り「自信になる」500万円超賞金ゲット

トヨタ自動車・太田智樹

　◇香川丸亀国際ハーフマラソン（2025年2月2日　香川県立丸亀競技場付属ハーフマラソンコースの21・0975キロ）

　男子の太田智樹（トヨタ自動車）が、59分27秒（速報値）の日本新記録をマークした。従来の記録は小椋祐介の1時間0分0秒。

　15キロ42分8秒と日本記録を30秒以上、上回る快ペースで通過。17キロ過ぎに外国勢2人に離されたが、篠原倖太朗（駒大）との日本人トップ争いを制し、3位に入った。篠原も59分30秒もゴールした。

　太田は1万メートルで日本歴代2位の27分12秒53の記録を持ち、昨年のパリ五輪にも同種目で出場して24位だった。

　この日のレース後は「15キロまで余裕を持っていけて、タイムは出ると思った。日本人で初めて60分を切れたのは、これからの自信になる」と話した。

　日本新記録のボーナス500万円と順位賞金2000ドル（約31万円）もゲットした。