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井上尚弥にKO負けからの復活! 1年7カ月ぶり世界戦のフルトン、フィゲロアを“返り討ち”で2階級制覇

スポニチアネックス / 2025年2月2日 13時3分

フルトン(左)がフィゲロアに左を放つ(AP)

 ◇プロボクシング WBC世界フェザー級タイトルマッチ 王者 ブランドン・フィゲロア(米国)<12回戦>同級2位 スティーブン・フルトン(米国)(2025年2月1日 米ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナ)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の将来的な挑戦が期待されるフェザー級で、注目のタイトルマッチが行われた。元WBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(30=米国)が、WBCフェザー級王者ブランドン・フィゲロア(28=米国)を3-0の判定で破り、2階級制覇に成功した。戦績はフルトンが23勝(8KO)1敗、王座陥落のフィゲロアが25勝(19KO)2敗1分け。

 両者は21年11月以来の再戦。前回は当時WBCスーパーバンタム級王者のフルトンがWBO同級王者フィゲロアに2-0で判定勝ちし、王座統一に成功していた。この試合でもひと回り小柄なフルトンが左ジャブとステップで距離を保ちつつ、左右にスイッチしながら踏み込んでくるフィゲロアに的確なパンチを当てて試合を支配。ディフェンスでも巧みなクリンチやボディーワークで被弾を防ぎ、接近戦を狙うフィゲロアを空転させた。ジャッジの採点は116-112が2人、117-111が1人でいずれもフルトンを支持した。

 フルトンは23年7月、井上尚弥に8回TKOでプロ初黒星を喫して王座から陥落。フェザー級に転向し、昨年9月の再起戦では2-1で判定勝ちしたものの、ダウンを喫する苦戦だった。それでも井上戦以来約1年7カ月ぶりの世界戦でフェザー級への適応に自信を示し、「再び王者になるためにやるべきことをやるだけ。賢く戦わなければアイツをぶっ潰せない」と話していた。

 フィゲロアはフルトンに敗れたあと、23年3月にWBCフェザー級暫定王座を獲得。昨年5月の初防衛後、同級王者レイ・バルガス(メキシコ)の負傷休養により正規王者に認定されていた。フルトンとの再戦前には米誌のインタビューで、井上を倒すパワーはあるかと問われ「もちろんだ。俺の戦い方なら可能性は十分にある。左でも右でもアウトボクシングでも接近戦でも戦える」と自信を示していた。

 ▼フルトン みんなに感謝している。良い気分だ。またチャンピオンになった。(フィゲロアは)階級を上げてスローダウンした感じがした。パワーは前と同じだったけど。(今後は)今はこの喜びを感じていたい。そのあとのことはまた考える。

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