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ラストランで衝撃タイムの若林「辞めるからこそ出た記録」 社会人生活への思い「コツコツ努力」

スポニチアネックス / 2025年2月2日 15時47分

記録のボードと記念撮影する青学大・若林

 ◇別府大分毎日マラソン(2025年2月2日 うみたまご前~ジェイリーススタジアムの42・195キロ)

 今年9月に東京で開催される世界選手権の代表選考会を兼ねて行われ、今大会がラストランとなる青学大4年の若林宏樹が、2時間6分7秒で日本人トップの2位に入った。初マラソン日本最高&日本学生新記録の好タイムだった。

 今年の箱根駅伝の山上り5区で区間新をマークした22歳が、集大成の42・195キロで魂の激走を披露した。好ペースでレースを進めると、上りの36キロ手前でキプチュンバのペースアップに日本勢で唯一対応。最終盤に突き放されたが、万感のゴールにたどり着いた。

 世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)も突破したが、「最後だと決めて取り組んだ結果。世界と戦えるようでも自分の中では区切りを決めている。陸上人生を懸けたレースだと箱根が終わってから練習してきた。辞めるからこそ出た記録」と現役引退の意思は不変だった。

 大学卒業後は日本生命に入社し、競技の第一線からは離れる。「まったく別の世界。社会人としてみなさんの方が先輩。コツコツ努力して自分のペースでついていけるように頑張りたい」と謙虚に話し、「市民ランナーとして陸上は楽しく走りたい。1つ区切りをつける意味での引退です」と話した。

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