宙組トップ芹香斗亜 最後の宝塚大劇場に感慨 仲間の急死で長期休演も「始まる時いい舞台届けたかった」
スポニチアネックス / 2025年2月2日 19時23分
4月27日で宝塚歌劇団を退団する宙組トップスター・芹香斗亜(せりか・とあ)のサヨナラ公演「宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle」が2日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え、18年親しんだ本拠地に別れを告げた。
本公演終了後に15分の休憩を挟んで、約30分のサヨナラショー。1曲目の「MY HERO」では歌いながら客席に飛び込む場面も。ファンとハイタッチをしてショーを盛り上げた。娘役トップの春乃さくらとのデュエット「ジャーとビルマーヤの歌」や宙組全員で歌った「REMEMBER THIS NIGHT」などを披露した。
最後の大階段は黒の燕尾服で下り、ファンに別れのあいさつを行った。同期生からの花束を元花組の航琉ひびきから、宙組からの花束は次期トップスターの桜木みなとから受け取り「たくさんの役から生き方を、たくさんの仲間から自分自身と向き合う強さを、お客様から感謝をいただいた」と感激の面持ちで語った。最後は「私は幸せでーす!」と絶叫。何度もカーテンコールに応え、笑顔で大劇場との別れを惜しんだ。
終演後の会見では「今はホッとしています」と安堵の表情を浮かべた。大階段で選んだのが黒燕尾だったのは「大好きなので着させてもらった。衣装の中でも一番好きなので」と理由を語った。ショーの最中は舞台でも何度も口にしたように「幸せな気持ちだった」と笑顔を見せた。
宙組にトップとして就任した直後の2023年9月30日に、娘役が急死。芹香のトップお披露目公演「PAGAD/Sky Fantasy!」開幕2日目の出来事で、翌10月1日から公演は中止、続く公演予定も変更となり約9カ月間、公演を行うことができなかった。
そんな時期を乗り越えてやりきったトップスターの重責。「ひたすらにいい舞台をお届けする。次に舞台が始まる時にいいものをお届けしたいという気持ちでいました」と、長かった休演当時の思いも吐露していた。
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