阪神育成3位・早川太貴がキャンプ初のブルペン入り 岩崎からの嬉しいお誘いも…

具志川のブルペンで投げ込んだ阪神・早川（撮影・中辻　颯太）

　阪神の育成ドラフト3位・早川太貴投手（25＝くふうハヤテ）が2日、具志川キャンプ初のブルペンに入って42球を投じた。

　スライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと持ち球全ての感覚を確認。「ちょっと力みすぎちゃってあまんまり良いボールは投げられなかったんですけど、気温も大きく変わった中で徐々に調子を上げられたらなと思っています」と見据えた。

　嬉しいお誘いを受けて、気分は高まった。具志川スタートとなった岩崎優投手から声をかけてもらい、アップ終わりにベテラン左腕との豪華なキャッチボールが実現。「プロでやっていくには再現性とかいかに同じクオリティーを出せるかが凄い大事」とアドバイスを受け、「キャッチボールの一球一球からしっかりボールの質っていうものも意識していきたいと思った」と気持ちを新たにした。

　その後のブルペンでは、岩崎、岩貞の近くで投球を行った。ベテランたちの姿は見ているだけでも学ぶことばかり。最速151キロ右腕は「一球一球の再現性は長くやられている方は特に凄いなと感じた」と目からうろこだった。