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矢野燿大氏 4番としての姿勢を1年間貫いてほしい阪神・森下 練習時の取り組みチームメートは見ている

スポニチアネックス / 2025年2月3日 5時16分

ロングティーに取り組む阪神・森下 (撮影・須田 麻祐子)

 【矢野燿大 CHECK】キャンプが始まってまだ2日間だけど、阪神・藤川監督がグラウンドで選手たちとよく会話しているのが印象的だった。今は、自らの考えや、チームの目指す方向を、自分の言葉でしっかりと伝えているのだろう。

 藤川監督とは、お互いが現役時代から、そして私が監督になってからも一緒に戦ってきた。性格も野球観もよく知っているから楽しみでしかない。「コーチのみんなを信用している、意見をどんどん取り入れたい」とコーチ陣とのコミュニケーションも意識していると聞いた。シーズンが始まれば勝った、負けたが出てくる。負傷者が出たり、想定外の事も起こる。その時に大事なのは一人で抱え込まず、チーム全員で乗り切ること。自身にコーチ経験がなく監督就任したが、その不安は杞憂(きゆう)に終わる。

 森下がしっかり準備をしてキャンプインした。力強いスイングでいい打球を飛ばしている。藤川監督から現時点で今季の打順4番を指名された。30本塁打や100打点など一気に飛躍した数字が期待されるだろう。しかし求めたいのはバットだけの貢献ではない。守る、走る…。練習時の取り組みなどもチームメートは見ている。凡打でも全力疾走する、隙あらば次の塁を狙うなど、中心選手としての姿勢を1年間、貫いてほしい。(スポニチ本紙評論家)

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