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巨人・キャベッジ 阿部監督直撃弾!大谷流「準備」で6発中バックスクリーン3発!

スポニチアネックス / 2025年2月3日 5時32分

フリー打撃するトレイ・キャベッジ

 巨人の新外国人のトレイ・キャベッジ外野手(27=前パイレーツ)が2日、宮崎キャンプで屋外初のフリー打撃に臨み、バックスクリーンへの3発や右翼席上段への特大弾を放つなど計6発を放った。ドジャース・大谷翔平投手(30)と同僚だったエンゼルス時代の23年に3Aでトリプルスリーを達成した左の強打者は、チームの今春初実戦となる11日の紅白戦への出場にも意欲を示した。

 右翼席上段の“阿部監督”に直撃した。キャベッジが豪快なスイングで放った打球の着弾点は、スローガン「新風~2ND CHALLENGE~」とともに指揮官がプリントされた横断幕。屋外初のフリー打撃で額面通りのパワーを示した。

 「今日はどれくらい打球が伸びるか確かめたくて、それができて良かった。本来なら初日に屋外で打ちたかったけど、昨日はあいにくの雨だったので」

 ベテランの長野、坂本らとともに調整を一任されているS班スタートだが、自ら屋外でのフリー打撃を希望した。今キャンプ初の日曜日で1万2000人が来場。多くのファンが見守る中で、5スイング目でバックスクリーンに“1号”を放り込んだ。その後も中堅方向を中心に鋭い打球を連発。65スイングで“指揮官直撃弾”を含む6本の柵越え。バックスクリーンには3発を運んだ。

 23年にエンゼルス傘下3Aで打率・306、30本塁打、32盗塁のトリプルスリーを達成した左打ちの助っ人。同年7月にエ軍でメジャーデビューし、大谷(現ドジャース)と約1カ月ともにプレーした。学んだことを問われ「彼の全ての準備には、ちゃんと目的がある。目的意識を持って、一つ一つやっていると、そばで見ていて分かった」と振り返る。吸収した大谷流の姿勢は来日しても変わらない。

 この日は「とにかく力みすぎないことと、真芯でしっかりボールを捉えること」がテーマ。大谷の自己最速119・2マイル(約191・8キロ)超えの121マイル(約194・7キロ)を誇る打球速度を感じさせたが「練習でいくら一発を打とうとも、試合の結果に結びつくわけではない」と冷静だ。外野か一塁で、1歳上の4番・岡本の後ろの5番を任される予定の27歳について阿部監督も「これからでしょ」と期待する。

 メジャーはまだキャンプインしていない時期だが、11日に予定されている今春初実戦となる紅白戦について「体の状態によるけど、一打席でも多く立っておきたい。機会があれば出場したい」と目を輝かせる。自慢のパワーで新風を吹かせる。(青森 正宣)

 ≪マー君&ライデルとトークショー参加「キャビー」と呼んで≫キャベッジは同じく新加入の田中将、マルティネスの両右腕とともにトークショーにも参加した。日曜日で集まった多くのファンに向け「ひげはジャイアンツに入団するにあたってそり落としてきました。“キャビー”と呼んでほしい」とリクエスト。来日1年目の抱負を聞かれると「一発でも多く、どでかい花火をファンの皆さんに打ち上げたい」と本塁打量産を誓い、会場を盛り上げていた。

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