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ドジャース・大谷 LA山火事で「妻とデコと一緒に」避難していた 家の「後ろの方が燃えてた」

スポニチアネックス / 2025年2月3日 2時32分

ステージに登場し笑顔の大谷(撮影・沢田 明徳)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムで開かれたファン感謝イベントに出席し、1月にロサンゼルスで発生した山火事の影響で2週間ほど自宅から避難していたことを明かした。投打「二刀流」での復活を目指し、昨年11月の左肩手術からのリハビリも順調。地元ファンにワールドシリーズ10連覇を約束し、佐々木朗希投手(23)との共闘も心待ちにした。 

 大谷はMVPコールが飛び交う中で「ドジャーフェスト2025」のトークショーに登壇し、1月にロサンゼルスを襲った山火事の影響で一時避難していた衝撃的な事実を明かした。

 「ちょっと火災とかいろいろあって、避難しなくちゃいけなかった。家の状況も心配でしたし、妻と一緒に違うところに避難してたので、日本には、このオフシーズンには帰ってなかった」

 出演後には日米メディアに対応。第1子を妊娠中の真美子夫人、愛犬デコピンと共に避難を余儀なくされた生々しい記憶を振り返った。

 「夜でしたね。アラートが鳴って、いろんな人と連絡を取って避難しました。後ろの方が燃えてたので、うちもあり得るかなとは思っていたんですけど、それよりも妻とデコと一緒に避難することの方が先だったので、すぐに荷物をまとめて」

 同時期にインフルエンザに感染する不運も重なり「練習はできなかった。避難して、その先で寝込んでいた」という。知人の家を借りた避難期間は約2週間。「今は(自宅に)戻れて、空気もいい状態になっているので、今は普通に戻っています」。1月30日には被害の大きかった西部の高級住宅街パシフィックパリセーズの消防署を訪問。「胸が苦しくなる光景ではあった。少しでも早く皆さんが元の生活に戻れるように祈っている」と気遣った。

 移籍1年目の昨季はメジャー7年目で初のワールドシリーズ制覇。パレード直後の左肩手術から始まり、激動オフに「あっという間だった」と実感を込めた。父親になる心境を「初めてなので緊張と楽しみが両方あります。無事に生まれてきてくれれば、それだけで十分」とうれしそうに表現。リハビリも順調で「今のところスケジュール通り。スムーズにスプリングトレーニングに入ってシーズンに入れるんじゃないかなと思っています」と前向きだった。

 チームメートになる佐々木について「一緒にプレーできるのは幸せなこと。成長していけることを応援している」とサポートを約束。ファンには「あと9回…僕がいる今の契約の中でできれば最高」とワールドシリーズ10連覇を宣言し、大歓声を浴びた。(杉浦 大介通信員)

 ▽ロサンゼルス近郊の山火事 1月7日以降に断続的に発生。強風で火の手が広範囲に広がり、一時は約18万人に避難命令が出た。米カリフォルニア州の消防は1月31日に鎮火を発表。西部の高級住宅街など約150平方キロを焼き、住宅など1万8000棟以上が損壊した。経済的な損失は20兆円を超えるという試算もある。

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