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松坂大輔氏 広島ドラ1W右腕に熱視線 常広は球速以上の速さ感じる 斉藤は威力満点の直球

スポニチアネックス / 2025年2月3日 5時37分

天福球場を訪れ、新井監督(右)と談笑する松坂氏(撮影・平嶋 理子)

 【平成の怪物が行く 松坂大輔の探球】元西武の松坂大輔氏(44=スポニチ本紙評論家)が2日、宮崎県日南市の広島キャンプを訪問。キャンプ2日目で早くも打撃投手として登板した2人のドラフト1位右腕、常広羽也斗投手(23)、斉藤優汰投手(20)の投球に熱視線を送った。それぞれの現在地を分析し、今季の活躍に期待を寄せた。

 「期待している、とかじゃなく、やってもらわなきゃ困る投手」――。お話をうかがった新井貴浩監督、そして球団アドバイザーの黒田博樹さんが口をそろえていたのが常広投手でした。23年ドラフト1位で今季が2年目。昨季は1勝止まりでしたが、実際に捕手の後ろから投球を見て、1年間ローテーションをしっかり守れるだけの力を持っている。改めてそう感じました。

 ゆったりとして力感のない、非常にリラックスしたフォーム。楽天の岸孝之投手のようなイメージです。そのフォームの印象とは違い、手元で球速以上の速さを感じる直球に打者は差し込まれやすい。この日も空振りを奪うシーンがありました。ボールの軌道もそうですが、打者がタイミングを取りづらい。分かっていても捉えるのが難しい直球の「質」に特長があります。

 変化球も投げていましたが、ブレーキの利いたカーブも非常にいい。現在はそのカーブと直球の中間のスピードになる、カットボールを習得中だそうです。キャンプ2日目でのフリー打撃登板。首脳陣の期待を本人も強く感じているでしょう。

 斉藤投手は昨年もブルペンでの投球を見ましたが、体が一回り大きく、たくましくなった印象です。22年ドラフト1位で3年目。1メートル89の長身から投げ下ろす直球は威力満点で、まずは1軍デビューに期待です。暑い夏場に状態が落ちるとのことなので、食生活なども含めてそこも克服してほしい。そして、1年間コンスタントに素晴らしいボールを投げ続けてほしいと思っています。(スポニチ本紙評論家)

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