竹田麗央 8差の6位後退 試合進行が遅く「後半は“待ち、待ち”だったので集中力が切れてたかな」

竹田麗央（AP）

　◇米女子ゴルフツアー　ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ（2025年2月1日　フロリダ州レークノナ・クラブ（6624ヤード、パー72））

　1日、第3ラウンドが行われ、3位から出た竹田麗央（21＝ヤマエグループHD）は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算7アンダーで首位と8打差の6位に後退した。笹生優花（23＝アース製薬）は12位、古江彩佳（24＝富士通）は21位。金阿林（キム・アリム、29＝韓国）が通算15アンダーで首位を守った。

　我慢の18ホールだった。竹田は「凄く長い一日だった。パットが思った通りにいかなかった」と絞り出した。5番で1・5メートルのバーディーパットがカップに蹴られ、7番で1・5メートルのパーパットを外した。71と伸ばし切れなかった。

　セレブと回るプロアマ形式は進行が遅くなる。14番パー4が1オン可能な距離に設定された影響もあり待たされることが多かった。「後半は“待ち、待ち”だったので集中力が切れてたかな」と苦笑いを浮かべた。最終日はセレブ部門で出場した女子ゴルフでメジャー10勝のアニカ・ソレンスタム（54＝スウェーデン）と同組。21歳は「自分のプレーを出し切って終えられたら」と視線を上げた。