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将来性抜群の長身右腕・三田村悠吾が「島岡寮」入り 「明治で野球やりたい」高校から投手の原石

スポニチアネックス / 2025年2月3日 9時41分

明大での活躍を誓う三田村

 高校時代の実績はないが、将来性でプロのスカウトから注目された三田村悠吾(千葉黎明)が明大のスポーツ特別試験に合格、野球部の「島岡寮」に入った。父がガーナ人で1メートル86の長身、ヒップアップしたアスリート体型でストレートのMAXは147キロ。無限の可能性を秘めた右腕だ。

 「高校に入学したときから明治で野球をやりたいと思って取り組んできました。念願のチームに入れて楽しみです」。千葉黎明の荒井信久総監督(副理事長)、中野大地監督も明大OB。2人からは「野球は2番目。まず勉強をしっかりやれと口酸っぱく言われてきたので勉強も頑張りました」と高校時代を振り返る。

 50メートル走6秒、遠投99メートル。本格的に投手を始めたのは高校からという原石。「カーブ、スライダー、フォークも投げられますが制球力が課題です。チェンジアップも覚えていきたいです」と自分の課題は分かっている。入寮の際は中野監督が同行し「自分に甘えず、自立してやっていくんだぞ」と激励を受けた。

 「将来はプロでやっていきたいし、メジャーに行けたら最高」と4年間でのレベルアップを誓う。ドジャースの山本由伸ら一流投手の動画を見て参考にしながら、日々の課題や参考になった部分をノートに書き留める作業も忘れない。寮の同部屋は同じ新入生の武藤陽世(仙台育英)。高校生ではトップクラスの左腕で投手として学ぶことは多い。

 同校OBで明大投手陣の救援として神宮で活躍した千葉汐凱(Hondaで野球継続)の姿に自分を重ね合わせる。さらに後輩がセンバツ初出場を決め、「うれしいし頑張ってほしい」と刺激を受けた。伸びしろ十分な三田村がどう成長していくのか。即戦力とはいかないが、後輩たちに負けずに神宮のマウンドを目指していく。

 ◇三田村 悠吾(みたむら・ゆうご)2007年(平19)3月3日生まれの17歳。日本生まれで、4歳まで父のいるガーナで生活。両親が離婚し、5歳で母・恵美さんと帰国。千葉・山武北小4年から野球を始め、山武中では部員数が少なく遊撃、捕手などを経験。千葉黎明では肩の強さを買われ投手に。3年夏はタイブレークの末に初戦敗退。書道が得意。英語は聞き取れるが会話は苦手。1メートル88、86キロ、右投げ右打ち。

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