ついに和解…ザ・ウィークエンドがグラミー賞にサプライズ出演！21年以降同賞ボイコット

THE WEEKEND（ユニバーサル・ミュージック・ジャパンの公式サイトより）

　世界最高峰の音楽賞「第67回グラミー賞」発表・授賞式が2日（日本時間3日）、米ロサンゼルスで行われ、カナダ出身のシンガー・ソングライターTHE WEEKEND（ザ・ウィークエンド、34）がシークレットゲストで登場。最新アルバムから「クライ・フォー・ミー」を披露した。

　過去にグラミー賞を4部門で受賞。だが、21年開催のグラミー賞候補が前年に発表された際、自身の大ヒットアルバムがノミネートされず、選考の透明性への疑問や白人が優遇されていると批判し、永久ボイコットを表明していた。

　今回のシークレットゲストとして登場する前には、主催のレコーディング・アカデミーの会長が登場し、ザ・ウィークエンドの批判も受け止め、是正についても行っているとその具体的な取り組みについてスピーチした。そして、直後に会長の紹介で“ご本人登場”。場内は騒然となり、皆の度肝を抜くまさにサプライズステージで、両者の「和解」を印象づけた。

　これにはSNSでも「グラミーにウィークエンド！？」「まじか」「えぐすぎ驚いた」「和解したってことかな。よかった」などの声が上がった。

　この日のグラミー賞では、米ロサンゼルスで発生した山火事へのチャリティーも前面に打ち出し、アーティストも寄付を行い、視聴者への義援金協力も再三、呼びかけられた。