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竹田麗央 自己採点は80点「新鮮な1週間だった」本格参戦初戦でトップ10入り 米女子ゴルフ開幕戦

スポニチアネックス / 2025年2月3日 15時2分

竹田麗央(右)は同組で回ったソレンスタムと会話する(AP)

 ◇米女子ゴルフツアー ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ最終日(2025年2月2日 フロリダ州 レークノナ・クラブ=6624ヤード、パー72)

 今季米ツアーに本格参戦した竹田麗央(21=ヤマエグループHD)は6位から出て6バーディー、2ボギーの68で回り、通算11アンダーで日本勢最高の8位に入った。昨季日本ツアー年間女王がツアーメンバーとしてのデビュー戦でいきなりトップ10入りを果たした。

 竹田は「新鮮な1週間だった。(自己採点は)80点。トップ10で終われるのは良かった」と満足そうに笑みを浮かべた。

 順位こそ落としたものの収穫の多い最終日になった。3番でグリーン左バンカーに入れてボギーが先行。2番で2メートルに付けてバーディーをバウンスバックしたが、8番でティーショットを左の林に打ち込みボギーで後退した。

 足踏みする中で気付きがあった。「今日は振り切りが弱いなと思ったので、後半はしっかり振っていくようにした」。するとショットが良くなり、スコアにも直結してきた。

 9番パー5は第2打をグリーン手前に運んでアプローチを寄せてバーディー。10番は左サイドの砂地から1・5メートルにつけて伸ばし、11番パー5は第3打でカップをかすめるアプローチを披露し3ホール連続バーディーを連ねた。15番、16番でも連続バーディーを重ねて68でホールアウトした。

 「日本では修正できないラウンドもあったけど、今日は修正がうまくいった。後半集中を入れ直すことができたのでスコアにつながった」と修正力を好スコアの要因に挙げた。

 この日は、セレブ部門で出場した女子ゴルフのレジェンド、アニカ・ソレンスタム(54=スウェーデン)と同組で回った。プレーの合間には自ら話しかけ、同時期に米ツアーでプレーした叔母・平瀬真由美の話題などで会話を交わした。メジャー10勝の名選手との18ホールはかけがえのない時間になった。竹田は「小さい頃から名前を知っている有名な選手。一緒に回れる日が来ると思ってなかったので、ペアリング見てびっくりしたし、貴重な1日だった」と感慨深げに話した。

 4日間のスタッツを見ると、平均飛距離は263・38ヤードで8位、パーオン率は83・33%で3位。昨季日本ツアーでともにランク1位となった飛距離とアイアンショットの精度は米ツアーでも十分に通用することを証明した。直前のハワイ合宿ではアプローチに時間を割いたが、リカバリー率は75・0%で5位に入っており成果として表れた。

 パットなどに課題が残ったものの「自分のゴルフを出し切れればスコアもついてくる」と確かな手応えをつかんだのも事実だ。「始まる前はふわふわしてたけど、ゴルフの感じもつかめたので来週お楽しみだなって思います」。第2戦ファウンダーズ・カップ(6日開幕、フロリダ州)でも上位を目指す。

 

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