梅沢富美男 フジテレビ問題で日枝氏に言及「知らねえじゃ通らない」 トップは責任取るべきと持論

梅沢富美男

　俳優の梅沢富美男（74）が3日、日本テレビ系「ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）で、芸能界を引退した元タレント・中居正広氏（52）の女性トラブルに社員が関与したと報じられているフジテレビについてコメントした。

　番組では、フジテレビが1日に放送した「週刊フジテレビ批評」（土曜前5・30）で、先月27日の会見に関して視聴者から7400件を超える意見や指摘があったと伝えたことを報道。フジサンケイグループ代表でフジテレビの日枝久相談役が会見に不在だったことへ厳しい意見があったことも紹介した。

　梅沢は、10時間を超えたフジテレビの“やり直し会見”について「ひどかったですね。問題のテーマを決めてしっかり問い質すという会見をやるのが普通なのに、記者たちは本当にひどかった。正義の味方みたいに自分の意見を言い出して」と質問者の姿勢をバッサリ。

　フジテレビ経営陣の責任については「みんなが思っているのは、1つの問題が起きたのは上の人たちの責任はありますよってこと」とし、「中居くんがどうしたこうしたなんていうのは、日枝さんが知ってるか知らないかなんていうのは、トップの人はそんなこと知らないと思いますよ。思いますけど知らねえじゃ通らないと思うんです」と持論。トップが不祥事の責任を取るのは「しょうがないこと」と話した。

　梅沢は最近、フジテレビのスタッフと仕事の打ち合わせをする機会があったという。「もうロケもできないし、ドラマのお話もいただいてるんですがそんな状況じゃなくなってしまった」と番組制作に影響が出ている同局の現状を伝えつつ、「みんな一生懸命やろうとしているが、何とかするんだったらやっぱり、視聴者の方たちが“それならいいんじゃないか”っていうのを作らないと無理だと思う」と話した。