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阪神・佐藤輝 WBC連覇のキーマンになる 三塁での起用想定に侍・井端監督「ポジション獲りにきて」

スポニチアネックス / 2025年2月4日 5時17分

侍ジャパンの井端監督(左)にあいさつする阪神・佐藤輝(撮影・大森  寛明)

 侍ジャパンの井端監督が3日、阪神の宜野座キャンプを視察。3月5、6日に京セラドームで開催するオランダとの強化試合について、佐藤輝明内野手(25)と石井大智投手(27)を代表に選出する意向を示した。また、来年のWBCに向けては、桐敷、森下、才木にラブコールを送った。

 佐藤輝が侍ジャパンの指揮官から高評価を受けた。3月のオランダ戦で代表選出の意向を示されただけではない。連覇を狙う来年のWBCで、キーマンになる可能性があると期待をかけられた。井端監督が力説した。

 「WBC準決勝、決勝あたりはホームランでしか点を取れていない。彼の長打は武器になると思う」

 前回大会の最後の2戦、メキシコ戦と米国戦は、両軍の得点の多くが本塁打によってもたらされた。特に3―2で米国を下した決勝は、4点が本塁打(全てソロ)。一振りで得点を生むアーチストが必要だと訴えたのだ。

 ただし、現時点では候補の一人にすぎない。まずは3月の強化試合でアピールをすることが条件になる。「初めて対戦する投手にどう対応するかがWBCでは必要」。シーズンでの活躍も不可欠。「いきなり40本以上も不思議ではない」。外野もできるユーティリティー性を評価しているのではなく、あくまで三塁起用を想定して「一つのポジションに絞って獲りにきてほしい」とハッパをかけた。

 昨秋のプレミア12では選出されず、23年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」以来の代表返り咲きがほぼ確実となった虎のスラッガーは、井端監督と対面。求められる役割を理解し「長打力はチームに勝利をもたらす部分がある。そういう打撃をしたい。(WBCで)選んでもらえるように今は頑張るだけ」と決意を込めた。三塁候補のヤクルト・村上が来年、ポスティングシステムで大リーグに移籍すれば、所属球団の意向次第で出場できない可能性がある。打って打って打ちまくり、「保険」から「本命」に立場を覆したい。(倉世古 洋平)

 ≪昨季30ホールドを評価された≫

 石井は30ホールドを挙げた昨季の成績を、日本代表の井端監督に評価された。3月の強化試合へ向けて「日頃の切れのあるストレートを投げてもらえれば、十分に抑えられる力を持っていると思う」と背中を押された。ブルペンでの投球練習後に、宜野座に現れた侍の指揮官に駆け寄ってあいさつ。「もし選ばれたら凄くうれしい。WBCでまた選んでもらえるように、侍とシーズンで結果を出したい」と、国際大会のマウンドを思い描いていた。

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