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日本ハム・水谷 侍最終候補入り!「日の丸背負って戦える準備したい」井端監督も「貴重な右打者」

スポニチアネックス / 2025年2月4日 6時3分

視察に訪れた侍ジャパン・井端監督(右)に挨拶する万波と水谷(左から水谷、万波、侍ジャパン・井端監督)(撮影・高橋 茂夫)

 日本ハム・水谷瞬外野手(23)が3月5、6日のオランダとの強化試合(京セラドーム)を行う侍ジャパンの最終候補に入っていることが3日、分かった。井端弘和監督がキャンプ地の沖縄・名護を訪問し、昨季に交流戦首位打者に輝いた水谷に熱視線を送った。また、万波中正外野手(24)、斎藤友貴哉投手(30)、河野竜生投手(26)も候補に挙がっている。

 日の丸のユニホームは、どんな選手でも憧れを抱くものだ。水谷が、その誇りあるユニホームに袖を通す可能性が高まった。この日、キャンプ地を訪れた侍ジャパン・井端監督とあいさつを交わし、より一層、気持ちが高まった。

 「最終候補まで選んでいただいたのはありがたいし、自信を持っていいことなのかな。打席に立つことを考えたら、まだ選ばれてもないのに緊張するけど、選ばれた時に日の丸を背負って戦える準備はしたい」

 昨季は97試合に出場し、プロ初本塁打を含む9本塁打をマーク。交流戦では打率・438で首位打者に輝くなど、今のチームで最も“ホット”な存在の一人だ。3月5、6日のオランダとの強化試合のメンバー選考を進める井端監督も、代表は左打者が多い傾向にあり「(万波とともに)貴重な右打者ですし、さらに伸びてほしいなと思います」と期待を寄せる。

 一昨年までの過去5年間で1軍出場すらなかった男は、選出されれば初のメンバー入りとなり「1、2年前には本当に考えられないようなところまで来てるんだなと感じている」とシンデレラストーリーに驚きを隠さない。今春キャンプのフリー打撃では、試合用バットよりも約20グラム重い890グラムのバットで打撃練習を実施している。「重たくなるほど体を使って打たないと振れない。春先なのでしっかり体を使うようにしたい」と説明。打撃により磨きをかけ、シーズンはもちろん、国際大会への準備を進めている。

 侍ジャパンへのメンバー派遣には、新庄監督も「僕は協力したいタイプだからOK」と前向き。水谷については、1年1カ月後に控えるWBCを念頭に「出られる場所がなくないですか。(ソフトバンクの)近藤君、(カブスの)鈴木誠也君がいる。でもやってみないと分からない。水谷君の場合、面白さはある」とその先までも期待する。水谷は「もっと上を目指して、常に成長していけたらいい」と貪欲だ。この最終候補入りは、まだ成長過程の一つだ。(田中 健人)

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