バーベキュー、SNS…鶴瓶 まさかの自虐ボケ連発 くわばたりえ「やめなさい。その話はなし」

＜映画「35年目のラブレター」　お披露目試写会＞話をする笑福亭鶴瓶（撮影・西海健太郎）

　笑福亭鶴瓶（73）が3日、都内で行われた主演映画「35年目のラブレター」（監督塚本連平、3月7日公開）のお披露目試写会に出席した。

　元タレント中居正広氏（52）の女性トラブルに関連して、中居氏が自宅で開いたバーベキューに被害女性やフジテレビ編成幹部（当時）らとともに参加していたと報じられ、CMキャラクターを務めていた回転寿司大手スシローの公式サイトから画像が削除されて以降初めての公の場。スシロー側は明確な削除理由を説明しておらず、バーベキューに参加しただけでCM降板になった可能性もあり、鶴瓶に同情的な声が上がっている。

　この日の舞台あいさつでは神妙な面持ちで話し始めると「なんかおかしくなってきた。変なことが浮かぶねん」と言葉を継げなくなる場面が。くわばたりえ（48）が「どんなことですか？」と問うと、WEST.の（32）を見つめ「こいつがいらんこと言ったんですよ。“バーベキュー、嫌いですか？”って…」とまさかの自虐ボケ。会場はドッと沸いたが、くわばたが即座に「やめなさい。その話はなし」と制止した。

　さらに安田顕（51）が観客に「（作品の感想などを）皆さんぜひ、SNSで拡散してください」と呼びかけると、鶴瓶は「SNSのことは言うな」と一喝。一連の騒動の話題がSNSで盛り上がりを見せているせいか「SNSが一番嫌いや」と激高するしぐさで笑いを誘った。降壇の際には、中居氏への発言を求めた取材陣に耳を傾けようとしたが、再びくわばたがダッシュで近寄り背中を押して舞台袖に“強制連行”された。

　2日に生放送されたMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」では「歴史に残るとばっちり」など騒動をにおわす発言をしていた鶴瓶。核心を突いた言葉はなかったものの、騒動を笑いで包むサービス精神と気遣いを見せた。　（鈴木　元）