「ザ・ワサビーズ」 モンゴルの文化親善大使に任命 日本との架け橋に

モンゴル人アイドルユニット「The　Wasabies」の（左から）ブイカ、ウィンディ、ジャスミン、アンカ

　モンゴル発の女性ポップスグループ「ザ・ワサビーズ」が3日、都内のモンゴル大使館で「文化親善大使」に任命され、バヤルサイハン・バンズラグチ駐日大使（51）から任命状を授与された。

　7年前にモンゴルのテレビ番組で選出された、ブイカ（25）、ジャスミン（23）、アヌカ（23）、ウィンディ（25）の4人組。同国の人気音楽プロデューサー、ナランゾン氏の下、2019年にアルバム「ガールズ・ゼネレーション」でデビュー。22年から日本進出を果たし「M―POP（モンゴリア・ポップ）」の旗手として活躍中。駐日大使から「いろんな場所でモンゴルと日本の架け橋となって活躍してほしい」と訓示され、7月27日には大阪・関西万博でのイベント出演も委嘱された。

　ONE　OK　ROCKのファンで、ダンスの振り付けも担当するリーダーのブイカは「日本のアイドルとはちょっと違う、R＆Bやいろんなジャンルの私たちの作品を楽しんでほしいし、応援お願いします」と笑みを浮かべた。