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岡崎慎司氏「目からうろこだった」 サッカー人生転機となったビエルサ“愛弟子”との出会いとは…

スポニチアネックス / 2025年2月4日 6時3分

滝川第二時代の岡崎慎司(左)

 元サッカー日本代表FWの岡崎慎司氏(38)が2日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演。滝川第二での高校時代を振り返り、サッカー人生の転機となった出会いについて明かす場面があった。

 番組ではMCの俳優・勝村政信がベルギー遠征特別編として岡崎氏との対談が実現。「岡崎慎司3週連続SP」の第1弾として放送された。

 岡崎氏は滝川第二での高校時代を回顧。高校進学時の選択について「プロになるためには強豪校に入るのはひとつのチャレンジかなと思っていて他の高校からもオファーがあったけれども、滝川第二高校は黒田監督から“3年間レギュラーにはなれないかも知れないぞ”と言われました。ですけど、それが逆に燃えた。下から這い上がっていきたいと思いましたね」と、当時滝川第二を指揮していた名将・黒田和生監督からの言葉が決め手になったと明かした。

 さらに岡崎氏は「これには自分の運の良さがあるんですけど、荒川友康さんという方が黒田監督との関係で1年生のコーチに就いた。その時に世界が変わった」とコメント。高校時代にもうひとつの“奇跡的な出会い”があったとした。

 その荒川友康氏はアルゼンチンで指導を学びアルゼンチンサッカー協会で指導者S級ライセンスを所持。02年のW杯日韓大会ではアルゼンチン代表に帯同し、通訳を務めた。また、番組では元アルゼンチン代表監督で希代の戦術家として知られるビエルサ氏の“日本人唯一の教え子”でもあったと紹介。W杯日韓大会後、黒田監督からの“要望”により滝川第二高校のコーチに就任した。

 荒川コーチの指導方法について岡崎氏は「どっちかっていうとザ高校サッカーという考え方じゃなくて、プロというものはこうだという。試合の後にはオフがあってリカバリー調整がありました。ポジションごとのブロックがあって、その中で自由に動く。その中でしっかりボールを受けてターンみたいな。僕らからしたら目からうろこというか、こんなのやったことないというのを練習で取り入れてました」と説明。

 続けて「荒川さんに“まだ石だけど磨けばダイヤモンドだ”と言ってもらえて、自分がやっていることをさらに伸ばしてくれた感覚ですね。自分としてはモチベーションも上がりました」とコメント。勝村から「じゃあ(岡崎君には)“アルゼンチンの血”が入ってるということなのね?」と指摘されると、岡崎氏は「いやぁ…入れてもらえたかもしれないですね」と苦笑い。

 勝村が「言われてみたらアルゼンチンの選手にタイプを重ねるとアグエロやテベスとかもそうだけど、岡崎君もそのカテゴリーに入るなと。技術があって強くてよく走って頭も良くて…」と話すと、岡崎氏は「よくそういった名前は言ってもらえました。特にテベスがちょうどその時、結構出て来た頃だったので。本当にそういう意味では黒田監督という人間性を重んじる指導と、荒川コーチの理論とのミックスというはすごい影響を僕らも受けました。自分も(指導者として)そういう存在になれたらいいと思いますね」と2人の指導者との出会いがサッカー人生の大きな転機になったとした。

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