【カーリング】正念場のロコ・ソラーレが今大会初勝利 吉田知「頑張ります！」日本選手権

＜日本カーリング選手権第3日　ロコ・ソラーレVS札幌国際大＞第6E、コンシードで勝利し喜び合うロコ・ソラーレの（左から）鈴木、藤沢、吉田知、吉田夕　（撮影・西川祐介）

　◇カーリング日本選手権第3日（2025年2月4日　神奈川・横浜BUNTAI）

　女子1次リーグA組で22年北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレは札幌国際大を10―3で下し、今大会2戦目で初勝利を挙げた。通算成績を1勝1敗とし、今大会3位以上が絶対条件となる26年ミラノ・コルティナ五輪代表権獲得に向けて、1次リーグ残り2試合も必勝を期す。

　ロコ・ソラーレは第1エンド（E）で1点を先制すると、第2Eも3点。いずれも不利とされる先攻で2連続スチールに成功して試合の主導権を握ると、後半の第6Eで4点を奪ったところでコンシードとなった。

　連敗なら3大会連続の五輪に黄信号がともる正念場の一戦で、メンバー4人全員が19歳という若い札幌国際大に貫禄勝ちを収めたロコ・ソラーレ。サード吉田知那美は「初戦で負け試合をして、より多くの情報を得られた。良い改善点だけを持ってこの試合に臨めた」と笑顔。午後6時に始まる第3戦・チーム大阪戦に向けて「頑張ります！」と気合を入れた。