なるみ「賢いということに私ら惑わされてるけど…」京大学生寮の実態にピシャリ「お母さん心配やわ」

お笑いタレント・なるみ

　お笑いタレントのなるみ（52）が3日放送のABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」（月曜後11・17）で、学生寮について語った。

　この日番組VTRでは、京都大学に隣接した学生寮「熊野寮」に潜入。1965年に誕生し、近年は定員オーバーになるほど入寮希望者が殺到しているという寮内の、立て看板の材木で雑然とした内部の様子、100人規模の警察による家宅捜索の実態、熊野寮祭で開催されるイカダレースの模様を取材した。

　近年メディアの撮影はNGにしているものの、番組では「"岡村キッズ"が入寮するなら」と今回特別に許可が出たと説明。するとスタジオで見守っていた「ナインティナイン」岡村隆史は、笑いながら「いやいや、キッズまだ2歳やから」と否定。「あんまり俺の名前を使わんといて」と懇願すると、なるみも「NGのところはNGのままでええ」と及び腰。さらに岡村は「何のジャーナリズム？」と警戒した。

　そして撮影スタッフが通路に置かれた多数のニット帽が詰まった箱を発見。案内人が「これは警察が入った時に顔とか隠したい時に使う覆面」と説明すると、岡村は「これ大丈夫なやつ？」と不安顔。また「警察が実際に、エンジンカッターという工具で無理矢理ぶっ壊そうとした跡」と鉄製のドアの傷が映されると、なるみは「私ら違うことに巻き込まれてない？」と疑った。

　そんな不穏な空気すら日常とする寮内で、1人当たり約4畳半が割り当てられるという居室を訪問。家賃は月4300円で2人または4人の相部屋を基本とし、2段ベッドが置かれた室内に入ったスタッフは「なかなかっすね」と絶句。足の踏み場もないほど散らかった様子に岡村も「ぐちゃぐちゃやん」と驚いた。

　これを受けて進行役の吉本新喜劇のすっちーが「なんであれだけ賢いのに、部屋があんなに汚ななるんですかね？」と疑問。「賢いからやと思う。賢いからココに納めるとか、そういうんじゃないねん脳が」という岡村に、なるみは「いやもう賢いということに私ら惑わされてるけど、ただ汚いだけやん！」とピシャリ。「お母さん心配やわ」と笑いを誘った。