元阪神監督の吉田義男氏死去 虎党から追悼相次ぐ 渡辺謙「今年もあの笑顔に…」月亭八方、陣内、中岡も

渡辺謙

　　プロ野球の阪神を監督として1985年に球団史上初の日本一に導いた吉田義男（よしだ・よしお）氏が3日午前に脳梗塞のため死去したことが4日、分かった。91歳。京都府出身。通夜、告別式については非公表。

　訃報を受け、俳優の渡辺謙は4日、自身のSNSを更新。「#阪神タイガース　#吉田義男　さんがお亡くなりに」と書き出すと、「甲子園でお目にかかった際は　いつも『ありがとうございます、応援したって下さい』と声を掛けて下さいました」と回顧した。

　「今年もあの笑顔に会えると思っていました」とつづると、「せめて85年以来の日本一の虎の姿を見られた事が、、ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

　落語家の月亭八方は「タイガース永久欠番背番号23吉田義男さんが亡くなられた！！」とつづると、「吉田さんの背番号が23　子供の頃近くの銭湯へ　下駄箱は23.脱衣箱も23　草野球も内野で背番号23　俺の誕生日も23」と回想。「名ショート牛若丸吉田、思い出いっぱい、阪神タイガースのファンにしてくれてありがとう」と感謝すると、「ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

　お笑いタレントの陣内智則は「1985年の日本一の胴上げを子供ながらに感動して観ていました。今の阪神タイガースの礎を築きあげて頂きありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一は「阪神を大好きになったのは85年の吉田監督の阪神タイガースからです。それからずっと好きです。ありがとございました」と阪神ファンになったきっかけは吉田監督だったと明かし、感謝のメッセージを発表した。