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吉田義男氏死去 田淵幸一氏が語った吉田監督の人情 ステーキハウスに呼ばれ「お祝いをしよう…」

スポニチアネックス / 2025年2月4日 19時10分

1976年5月2日の巨人戦(後楽園)で投手交代の策を練る田淵(左)と吉田監督

 プロ野球の阪神を監督として1985年に球団史上初の日本一に導いた吉田義男(よしだ・よしお)氏が3日午前に脳梗塞のため死去したことが4日、分かった。91歳。京都府出身。通夜、告別式については非公表。スポーツニッポン本紙評論家の田淵幸一氏(78)が追悼メッセージを寄せた。

 私が阪神で一緒だったのは、吉田さんが最初に阪神の監督を務めた75~77年。前任の村山実さんは熱血漢で、吉田さんは冷静さを併せ持っていた。そんな指揮官の「人情」に触れたのは75年オフだ。

 私は同年に43本塁打でタイトルを獲得。すると、吉田監督に大阪のステーキハウスに呼ばれた。「お祝いをしよう」。なかなか監督にタイトルを祝われることなどない。うれしかったし、よく覚えている。記念に自分でネクタイを作り、それを吉田さんにも渡した。

 監督時代は選手に遠慮せず「おまえ、これは駄目だよ」「あれは良かったな」とコーチを通さずに直に言ってくれる人だった。最後に会ったのは2年前の阪神OB会。とてもお元気だったが…。心からご冥福をお祈りしたい。

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