河内家菊水丸 コロナで遅れたけど身内だけの披露宴やります！松竹芸能所属・高橋知裕と2012年に結婚

た笑福亭鶴瓶師匠（左）に結婚をお祝いしていただきました

　今回は私ごとで恐縮でございますが、16日にシェラトン都ホテル大阪にて、身内だけの結婚披露宴を行うことと相成りました。

　2012年（平24）12月25日、ステージ4の甲状腺がん手術を終えて、妻には献身的に支えていただき、心身ともに元気になった翌年春に結婚を決めたのです。妻は松竹芸能所属で読売テレビ「奥様情報BOX」を25年以上務めたタレントの高橋知裕。私は吉本興業所属。吉本と松竹の結婚は史上初。最初「松竹さんにごあいさつに伺いたい」と言ったところ「プライベートのことなのでいい」との妻の言葉に安心して入籍。吉本にも「プライベートなことですが結婚しました」と報告。「お相手は？」と聞かれて「松竹芸能の…」と言うた瞬間に「そら菊水丸さんあきませんで…。この業界では、男性の方から女性の事務所に伺うのが慣例です。困りますわ…。どうしましょ」と繰り返しての思案顔。

　仕方なく、松竹でお付き合いのある方といえば、笑福亭鶴瓶兄さんしかいないので、すぐに電話を入れたのです。「どうした？」とおっしゃるので、いきさつをご説明の上「仲へ入ってくれませんか？」とお願いしますと即答で「わかった」。それから、5分もたたないうちに電話が入り「いま松竹の社長に言うたら、おめでたい話やからごあいさつは不要とのことや。心配するな」と仲介の労をとってくださったのです。

　ホッとして吉本に連絡しますと「えらいことですわ。上層部で問題になってるんですわ」とのこと。「いえ、松竹でお付き合いのあるのは鶴瓶兄さんだけなので相談して仲介してくれはり、ごあいさつは要らんとのことですわ」と説明するや「えっ！鶴瓶さんに？誰もそんなに事を荒立てることを言うてるのと違うんですよ。筋論のことだけで…」と一件落着。

　あれから12年。ホントは、もう少し早くお披露目をしたかったのですが、コロナで遅れた次第です。

　写真は、、鶴瓶兄さんの行きつけのお料理屋さんで結婚を祝っていただいた際のツーショット。仲良くやってまっせ。　（河内家菊水丸）