EXILE・ATSUSHIプロデュース「COLOR」20年ぶり新曲「大人になった色合いを楽しんで」

18年半ぶりに再集結したコーラスグループ初代「COLOR」の（左から）TAKA、YORK、ATSUSHI、KIKURI

　EXILEのATSUSHI（44）が立ち上げたコーラスグループ「COLOR」の初代メンバーが18年半ぶりに再集結し、きょう5日に20年ぶりの新曲「It’s　Brand　New」をリリースする。ATSUSHIは「大人になったCOLORの色合いをぜひ楽しんでいただけたら」と呼びかけている。

　2004年にATSUSHIが地元の後輩や友人に声をかけて結成された4人組。06年にTAKA（41）以外のメンバーが脱退し、09年にATSUSHIがプロデュースから離れ、グループは「DEEP」と改名し活動を続けてきた。

　今回集まるのはATSUSHI、TAKA、KIKURI、YORKのオリジナルメンバー4人。19年にATSUSHIのYouTube企画で集まる機会があり、再び新曲を出すことが決定。「初代のメンバーと連絡は取り合っていました。本当に自然な流れで、またやろうよという話になりました」と背景を明かした。

　結成当初から4人の甘い歌声とグルーブ感のあるハーモニーが、当時のクラブシーンから高く評価された。今回の新曲は、そんな当時の音楽性を守りつつも、年を重ねて渋みを増した歌唱法が聴きどころのR＆B。ミュージックビデオ（MV）は昨年12月に都内のクラブなどで撮影され、久々に再会した4人が見せる素に近い表情なども見どころとなる。

　ATSUSHIは「それぞれが積み上げた音楽キャリアによる引き出しの広がりなど、スキルの進化を感じました」とレコーディングの感想を語った。「この限りある人生の中で、こうしてもう一度集まれたことへの感謝の思いや、それぞれが自立して歩いてきたからこそ、歌える喜びをかみ締めている曲になりました」とアピールした。　（吉澤　塁）